社会保険労務士の小泉です。
今回は令和4年度、雇用保険料率について記載致します。
今年は年2回の料率変更があります。
令和4年10月分からは以下の料率へ変更となります。
(一般の事業)
会社負担 8.5/1,000
労働者負担 5/1,000
(農林水産・清酒製造の事業)
会社負担 9.5/1,000
労働者負担 6/1,000
(建設の事業)
会社負担 10.5/1,000
労働者負担 6/1,000
給与計算の際は、締め日・支給日により、労働者からの保険料率が変わりますので注意が必要です。
(例1)当月締当月支払いの場合
締日:10月20日 支払日:10月31日
→賃金締日が10月1日以降なので、10月31日支払給与より、新しい雇用保険料率で計算
(例2)末日締翌月支払いの場合
締日:9月30日 支払日:10月25日
→賃金締日が9月中なので、10月25日支払の給与は従前の雇用保険料率で計算し、11月25日支払給与より、新しい雇用保険料率で計算
給与計算を適正に行う為、社会保険労務士等へ依頼する会社様が多くなっています。
弊所では、従業員数や会社の状況により、見積もりを作成しております。
ご検討されておられましたら、1度ご相談下さい。